カメラを片手に旅に出て、自分の人生で撮るはずのなかった1枚を
記録に残す『SHUTTER MISSION』。
一足先にミッションに挑戦したYouTuberの大関れいかさんと、
第1弾の挑戦者である丁子谷さん、佐藤さんのお二人をお迎えしてお話を伺いました。
旅先ではどんな景色と出会ったのか?
そしてお二人が選ぶ「人生で撮るはずのなかった1枚」とはー
※挑戦者は2019年3月~11月に渡航しました。
— まずは、第1弾に挑戦したみなさん、お帰りなさい!
全 員 パチパチ(拍手)
— あらためて自己紹介をお願いできますか。
大 関 大関れいかです。私は南太平洋の島国ツバルに行きました。楽しかったです!
丁子谷 丁子谷です。北欧にあるエストニアに一人で行ってきました。一人ぼっちだったので、自分のことを見つめ直す時間が多くて楽しかったです。
佐 藤 カナダのイエローナイフに行きました、佐藤です。カナダはすごく寒くて凍傷になるかと思うほどでしたが、とても楽しかったです。友達と二人で行ったんですけど、いろいろ協力しながら問題解決できました。
— いい表情ですね。みなさんがなぜ『SHUTTER MISSION』に挑戦したのかぜひ伺いたいのですが、丁子谷さんはどうでしょう。
丁子谷 私はこのキャンペーンをインスタの広告で見つけて、とても面白いなぁと思って応募しました。一人で行くエストニアを選んだ理由は、自分だけでどれくらいできるのかを試してみたかったのと、人のことを知りたかったという思いがあったからです。国が違っても人間の根っこの部分は一緒なのかなとか、いつも自分を慕ってくれる人たちのありがたさが分かるかなと思ったんです。
— 人を知りたいという想いの強さを感じます。
丁子谷 私、「人が嫌い」ってよく言っちゃうんですね(笑)。でも、それは一緒にいてくれる友達のことも嫌いってことになるので、それってとても失礼なことを周りに言ってるんじゃないかなと悩んで、友達に相談していました。ちょうどそのタイミングで今回の『SHUTTER MISSION』に出会いました。あとは、周りの人たちに新しい自分を出せるんじゃないかなっていう思いもありました。
大 関 この国に行きたいとか海外に行きたいとか何かに挑戦したいだけじゃなくて、人との関わりから、何かを知りたい、感じたいっていうのはすごい。挑戦者だなと思いました。初めてなのに一人旅を選んで応募したことも、すごいしね。
— 佐藤さんはどうでしょう。
佐 藤 私が『SHUTTER MISSION』を知ったのは、同行者の友達が教えてくれたことがきっかけでした。地元の山梨は周りに何もなくて、遊びに行くところがショッピングモールくらいしかありません。大学4年間でいろんな世界を見たかったんですけど、3年生になって就活も始まって、何もできないと思っていた時だったので、もうやるしかないという気持ちしかなかったですね。不安や迷いもなかったです。
— 面接当日、小道具を持ってきたとか。
佐 藤 紙芝居を持って行ったんですが、これ、完全に手作りなんです。『SHUTTER MISSION』の志望動機として、学生のうちにできることが限られているのと、予想もしなかったようなことをしてみたいという思いがありました。以前、一週間ぐらい海外に行ったことがあるんですけど、その時に見た世界にとても衝撃を受けました。具体的には道幅なんですけど、山梨に比べてすごく広かったんです。海外の道はこんな感じなのか、と。『SHUTTER MISSION』は狭い世界から抜け出して、新たな世界を知ることができる最後のチャンスだったので、どうしても掴みたかったんです。
— 二人ともいいタイミングだったんですね。大関さんはこちらからの依頼でした。
大 関 最初はすごい!行きたい!って感じだったんですけど、詳細を聞いたら、一人でホームステイする場所を見つけて、さらに何日間も泊まることを聞いて、「行きたくない」と思って(笑)。私、本当に人見知りで言葉も通じない人に「泊まらせてください」なんて失礼じゃないかと考えてしまうタイプなので、直前まで不安でした。でも行ったらやるしかないじゃないですか。ただ、ツバルの人たちは想像以上にいい人たちばかりで、結果的には本当に行ってよかったなと思います。辞書をひいて、なんとか言いたいことを伝えたんですけど、いい経験になりました。ひとつ自分の中の壁を打ち破れた感じがしましたね。
— 佐藤さんと丁子谷さんは一般応募から選考を経て面接をしました。どんな心境だったんでしょう。
佐 藤 もし落ちたとしても「ま、いいや」くらいの、捨て身の思いで臨みました。やれることは全部やろうと思って、いろいろ準備して。
丁子谷 ちょっと緊張していたんですけど、私も佐藤さんと一緒で、言うだけ言おうみたいな感じでした。でも帰るときに思い返したら、全然自分の言ったことが伝わってなかったかもしれないと後悔したので、実は結構行きたかったのかも、と後になって思いました。
— 選ばれたときはいかがでしたか。
佐 藤 一次選考通過のときは学校の食堂にいたんですけど、同行者の友達は別の場所にいて私だけが結果を知ったので、驚いて走り回っちゃいました。すぐに、その子に電話しましたね。二次選考を通過したときは、ホッとした感じが大きかったです。