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FUJIFILM Australia、医療用画像共有ネットワークを拡大し、新型コロナウイルス感染症へ対応

民間のイメージングセンターとの提携で、シームレスな患者ケアを提供

FUJIFILM_Australiaは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応の一環として、メルボルン内の複数の公立病院を管轄する公的機関ウエスタン・ヘルスに、高速で安全な医用画像情報システム「Synapse(シナプス)」を提供しました。これにより多くの公立病院と民間イメージングセンターがネットワークで繋がり、画像を直接転送することが可能になりました。

イメージングセンターとは、診断用の医療画像を撮影する施設です。
イメージングセンターは病院内にあるものと、病院施設外にあるものがあり、近年、病院外の患者がアクセスしやすい場所にある利便性の高い施設が増えています。

公立病院とイメージングセンターを医用画像情報システムで繋ぐことで、公立病院に保管されている過去に撮影された医療画像を民間イメージングセンターに送り、比較しながら画像診断することや、民間イメージングセンターで新たに撮影した医療画像を公立病院に送付することができます。

今回FUJIFILM_Australiaがライセンスとプロフェッショナルサービスを無償で提供した医療用画像共有ネットワーク「Synapse」は、10年以上にわたり、オーストラリア内の医療機関をネットワークでつないできました。このシステムを使用すれば、イメージングセンターが患者の画像を高速かつ安全に公立病院と共有でき、CDやDVDなどの物理的なメディアを使用する必要がなくなります。
また「Synapse」は、複数のベンダーや方式が存在する既存の医療画像管理システムを、高速ブロードバンド接続を使用して統合し、医療画像を迅速に転送します。

FUJIFILM Australiaの医療IT事業部長を務めるMatthew Park氏は、次のように説明しています。「Synapseは、24時間態勢のセキュリティと最先端のデータ暗号化を最高速度でオーストラリア全国に提供する相互接続データセンターでホスティングされており、直近過去5年間に2億2,000万枚以上の画像の共有を促進してきました。1日に平均12万枚の画像がSynapseのネットワークを通じて送信されています。」

ウエスタン・ヘルスのメディカルイメージングおよび病理学部門の部長代理を務めるKathy MacDonald氏は、このネットワークの改善について「公立病院と民間イメージングセンターの間で画像を直接転送できるシステムを提供してくれたFUJIFILM Australiaにたいへん感謝しています。このシステムにより、新型コロナウイルス感染症のパンデミック中に、複数の医療施設がシームレスな患者ケアを提供することが可能になりました。」と述べています。